
※ この記事は、2024年12月に更新しました。
コンゲーム。
音楽や書道などで技能の優劣を競い合う・・・それは、コンクール。
なめらかな舌触りとまろやかな甘みがおいしいよね・・・それは、コーンスープ。
コンゲームとは詐欺師が相手を信用させて、お金をだまし取る物語のこと。映画では敵もずる賢いヤツだったりして、騙したり騙されたり、二転三転するストーリーが魅力的なジャンルです。
この記事では、映画ブロガーの筆者がこの目で見た上で、面白かったコンゲーム映画をご紹介します。『コンフィデンスマンJP』が好きな人にも、おすすめの作品ばかりです。
- 1.『スティング』(1973年)
- 2.『テキサスの五人の仲間』(1966年)
- 3.『マーヴェリック』 (1994年)
- 4.『オーシャンズ11』(2001年)
- 5.『マッチスティック・メン』(2003年)
- 6.『ソードフィッシュ』(2001年)
- 7.『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008年)
- 8.『カラスの親指』(2012年)
- 番外編.『サンブンノイチ』(2014)
- 関連記事
目次
1.『スティング』(1973年)

- 監督:ジョージ・ロイ・ヒル(『明日に向って撃て!』)
- 上映時間:129分/ジャンル:犯罪コメディ
- 出演:ポール・ニューマン ロバート・レッドフォード
ストーリー
新米詐欺師のフッカー(ロバート・レッドフォード)は、相棒のルーサーとケチな詐欺をはたらきます。ところが、彼らが奪ったお金は、大物ギャング・ロネガンのものでした。ロネガンは激怒し、ルーサーは殺されます。
相棒のカタキを討ちたいフッカーは、伝説の詐欺師・ゴンドルフ(ポール・ニューマン)に助けを求めます。ロネガンが“ギャンブル狂”だと知ったゴンドルフは、詐欺仲間を集めてロネガンに勝負を挑みますが・・・
ネタバレなしのレビュー
名曲「エンターテイナー」の軽快なリズムに乗せて繰り広げられる、一世一代のだまし合い。TVドラマ『コンフィデンスマンJP』第1話の元ネタにもなっています。コンゲーム映画の最高峰 !
『スティング』は、Amazonプライムビデオ(有料レンタル)で配信されています。
2.『テキサスの五人の仲間』(1966年)

- 監督:フィールダー・クック
- 上映時間:95分/ジャンル:西部劇
- 出演:ヘンリー・フォンダ、ジョアン・ウッドワード
ストーリー
西部開拓時代のテキサス。片田舎のある家で、ポーカーの大勝負が行われていました。そこへ、旅の途中で立ち寄った3人の家族が現れます。ギャンブルに目がない亭主メレディス(ヘンリー・フォンダ)は、自分も参加したいと申し出ます。
ところが、あっという間に負けがこみ、メレディスは全財産をスッてしまいます。もうお金がありません。妻がちょっと席を離れたすきに・・・メレディスはなんと、奥さんを賭けの対象にしてしまいます・・・
ネタバレなしのレビュー
知る人ぞ知る、コンゲーム映画の隠れた名作。あまりの鮮やかなストーリー展開に、「ええっ!」と声が出てしまいます。
『テキサスの五人の仲間』は、U-NEXT
で配信されています。
3.『マーヴェリック』 (1994年)

- 監督:リチャード・ドナー
- 上映時間:127分/ジャンル:西部劇コメディ
- 出演:メル・ギブソン、ジョディ・フォスター
ストーリー
西部開拓時代。賞金50万ドルをかけたポーカー大会の開催が、4日後に迫っていました。詐欺師のマーヴェリック(メル・ギブソン)は参加費を稼ぐため、酒場で賭けポーカーをします。
ところが、せっかく稼いだお金を、美人ギャンブラーのアナベル(ジョディ・フォスター)に奪われてしまいます。カチンときたマーヴェリックは、急いでアナベルの後を追いかけます。そこへ保安官のクーパーも絡んできて・・・
ネタバレなしのレビュー
メル・ギブソンとジョディ・フォスター。2大スターの共演が豪華なコメディ調の西部劇。騙し合いも楽しいのですが、映画がかもし出すテンポが心地いいんです。シリアスな役が多いジョディ・フォスターも、楽しそう。
4.『オーシャンズ11』(2001年)

- 監督:スティーヴン・ソダーバーグ(『エリン・ブロコビッチ』)
- 上映時間:116分/ジャンル:犯罪アクション
- 出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン
ストーリー
伝説の泥棒ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)は仮釈放中。ダニーはとんでもない犯罪計画を立てていました。ラスベガスの3大カジノから、同じ時刻にいっせいにお金を奪おうというのです。
狙いはお金だけではありません。カジノのオーナーに奪われた元妻・テス(ジュリア ロバーツ)を取り戻す目的があったのです。 オーシャンの呼びかけによって、特技をもった仲間が集められますが・・・
ネタバレなしのレビュー
仲間集めの過程も楽しく、スカッとさせてくれます。この豪華キャストを揃えたことが、最大の奇跡。
5.『マッチスティック・メン』(2003年)

- 監督:リドリー・スコット(『エイリアン』『ブラックレイン』)
- 上映時間:116分/ジャンル:犯罪ドラマ
- 出演:ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、アリソン・ローマン
ストーリー
詐欺師のロイ(ニコラス・ケイジ)は、強迫性障害をわずらって、身も心もボロボロ。精神科医に相談すると、原因は10年前に離婚したことだ、と指摘されます。ロイは離れて暮らす娘のアンジェラ(アリソン・ローマン)に会いにゆき、心のやすらぎを取り戻します。
しかし、アンジェラと過ごすうち、ロイは彼女に詐欺師の才能があることに気がつきます。娘を巻きこみたくないロイでしたが・・・
ネタバレなしのレビュー
見終わったあとに深い余韻が残ります。こういう作品と出会えるから、映画を見るのがやめられない。
『マッチスティック・メン』は、U-NEXT
で配信されています。
6.『ソードフィッシュ』(2001年)

- 監督:ドミニク・セナ
- 上映時間:99分/ジャンル:犯罪アクション
- 出演:ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
ストーリー
天才ハッカーのスタンリー(ヒュー・ジャックマン)はFBIが個人メールを監視していたことに抗議して、システムを破壊します。スタンリーは逮捕され、愛する娘とも会えなくなっていました。
スタンリーは謎の美女・ジンジャー(ハル・ベリー)に導かれ、ガブリエル(ジョン・トラボルタ)という男に引き合わされます。
「政府が不正に隠し持っている闇資金を、ハッキングで奪いたい。手助けしてくれ」
ガブリエルに持ちかけられるスタンリーでしたが・・・
ネタバレなしのレビュー
闇資金をめぐって、麻薬取締官、警察、あくどい上院議員まで絡んできて、もう大変。広げた大ぶろしきを見事に回収してゆく、大満足のどんでん返し映画です。
7.『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008年)

- 監督:ロバート・ルケティック(『キューティ・ブロンド』)
- 上映時間:127分/ジャンル:犯罪ドラマ、青春
- 出演:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース
ストーリー
マサチューセッツ工科大学に通うベンは授業料が払えず、奨学金を欲しがっていました。ベンの数学の才能を見抜いたミッキー教授は、ベンをあるプロジェクトに誘います。それは、『カード・カウンティング』の技術を使って、ラスベガスのカジノで荒稼ぎするという計画でした。
カウンティングは、ブラックジャックで行います。
ブラックジャックは配られたカードの合計点数が21点を越えないように、プレイヤーとディーラーが競い合うゲーム。「カウンティング」とはすでに開けられたカードを記憶して、残されたカードが有利か不利か見極め、賭け金を変える技術のこと。自分の利益が最大となるよう瞬時に計算する、ハイレベルな数学の才能が必要ですが・・・
ネタバレなしのレビュー
カウンティングがバレてしまうと、カジノは出入り禁止になってしまいます。疑いの目を向けられている中で、カウンティングを成功させられるか?
厳密にいえばコンゲームとは違いますが、“心理の読み合い”がスリリング。青春映画としても完成度の高い作品です。
8.『カラスの親指』(2012年)

- 監督:伊藤匡史
- 原作:道尾秀介「カラスの親指 by rule of CROW’s thumb」
- 上映時間:160分/ジャンル:犯罪ドラマ
- 出演:阿部寛、村上ジョージ、石原さとみ、能年玲奈
ストーリー
タケ(阿部寛)は、やさぐれた詐欺師。元はまっとうなサラリーマンだったが、闇金で借金を負い、職を失った。タケは、自分より年上のテツ(村上ジョージ)を弟分とし、共同生活を送る。
ある日、スリの少女・まひろ(能年玲奈)を見かけたタケは、生活に困窮しているまひろが心配になり・・・
ネタバレなしのレビュー
「落ちぶれた詐欺師たちが人生の再起を図る」
一見、ヒューマンドラマ的な雰囲気で進みながら、“予想もしない展開”が待ち受けます。道尾秀介の原作がそもそも素晴らしいのですが、キャスティングが神。2時間40分を中だるみすることなく見せきる演出も、お見事です。
『カラスの親指』は、U-NEXT
で配信されています。
番外編.『サンブンノイチ』(2014)

- 監督:品川ヒロシ(『ドロップ』)
- 上映時間:120分/ジャンル:犯罪アクション
- 出演:藤原竜也、田中聖、小杉竜一
ストーリー
キャバクラ【ハニーバニー】の雇われ店長・シュウ、ボーイのコジ、常連客の健(けん)の3人は、金に困って銀行強盗を実行しました。3人は少しでも取り分を増やすため、お互いを出し抜こうとします。しかし、強盗計画に関わっていたのは、彼らだけではなく・・・
ネタバレなしのレビュー
木下半太の同名小説を、お笑いコンビ・品川庄司の品川ヒロシが実写化。
正直、コンゲームとしては、「これ、成り立ってんの?」というツッコミ要素が満載です。オムニバス映画の名作『パルプ・フィクション』を意識しすぎて、見てるこっちが恥ずかしくなる一面も・・・。
それでも、個性豊かなキャストは、観る者をぐいぐい引き込むパワーがあります。ブラックマヨネーズの小杉。田中聖。池畑慎之介。何といっても“闇の帝王”に扮した窪塚洋介の怪演がスゴい。
関連記事
\映画ブロガーが厳選した、どんでん返し映画の決定版/
\どんでん返し映画をVODで見るならU-NEXT!映画の数が違う/