映画『オズの魔法使い』(1939)あらすじ&キャスト【子役はどんな俳優?実写映画の順番は?】

Somewhere over the rainbow way up high

(虹の向こう 高い空のどこかに)

There’s a land that I heard of once in a lullaby
(かつて子守唄で 聞いた国がある)

 

名曲「Over the Rainbow 」(虹の彼方に)を聴くと、いつでも“子供の心”に戻れます。もう、初めて見てから、何十年も経っているのに・・・

 

映画史上に残る不朽の名作『オズの魔法使い』が、BSで放送されます。
この記事では、『オズの魔法使い』のあらすじとキャスト、見どころについてお伝えします。

映画『オズの魔法使い』BSでのテレビ放送(2025)はいつ?

『オズの魔法使い』は1939年のアメリカ映画。

竜巻に巻き込まれ、夢の国【オズ】にやってきた少女が故郷・カンザスをめざす、ミュージカルです。

映画『オズの魔法使い』概要
原題 The Wizard of Oz
上映時間 137分
監督

ヴィクター・フレミング
(『『風と共に去りぬ』)

原作 ライマン・フランク・ボーム 『オズの魔法使い』
音楽 ハーバート・ストサート
主題歌 ジュディ・ガーランド「Over the Rainbow 」
出演 ジュディ・ガーランド、レイ・ボルジャー、ジャック・ヘイリー
受賞歴 アカデミー作曲賞(ハーバート・ストサート)
 『オズの魔法使い』のテレビ放送は、2025年9月22日(火)。NHK BSプレミアム4Kにて。
 午前:30 ~ 11:13

 

テレビ放送を見逃した場合でも、映画『オズの魔法使い』(1939)は、インターネットでも視聴できます。2025年9月現在、動画サービスU-NEXT Amazonプライムビデオで配信されています。

『オズの魔法使い』あらすじ【竜巻で飛ばされ,オズの国にやってきた少女】

カンザスの農場に住む少女・ドロシー(ジュディ・ガーランド)は、エムおばさん、ヘンリーおじさんと一緒に住んでいます。農場では、ハンク、ヒッコリー、ジークの3人も働いています。

ドロシーにはトトという愛犬がいましたが、近所に住むガウチさん(マーガレット・ハミルトン)に言いがかりをつけられ、トトを連れていかれそうになります。

 

どこかにもっと、住みよい場所があるかもしれない

ドロシーが夢みていると、竜巻があらわれ、ドロシーとトトは不思議な国【オズ】に飛ばされてしまいます。

 

愛する人と離れ、はじめて家族のありがたさがわかったドロシーは、急にカンザスに帰りたくなります。すると、北のよい魔女が、ドロシーに知恵をさずけてくれます。

黄色いレンガの道をたどって、エメラルドの都に行けば、オズの魔法使いがカンザスに帰してくれるはずよ

ドロシーは助言にしたがって、エメラルドの都へ向かって歩き出します。

 

しかし、西の悪い魔女(マーガレット・ハミルトン)が、ドロシーたちの行く手をはばもうとするのでした・・・

▲クリックすると動画が読み込まれます。


【子役はどんな俳優さん?】『オズの魔法使い』(1939)登場人物&キャスト

ここで紹介する吹き替えは、DVD版のもの。NHKの放送は字幕スーパーです。

ドロシー

演:ジュディ・ガーランド/吹き替え:篠原 恵美

(出典:History Defined   on X)

主人公。カンザスに住む少女。エムおばさんと暮している。竜巻に飛ばされ、オズの国にやってきた。カンザスに帰る方法を知るため、エメラルドの都に住むオズの魔法使いに会いにゆく。

 

ドロシーを演じたのは、アメリカの女優&歌手のジュディ・ガーランド

本作の出演で爆発的な人気を得て、1940~50年代を代表するスターとなりました。

おもな出演作

『若草の頃』(1944)・・・ある中流家庭の4姉妹の成長を、うつろう季節ととも描いたミュージカル。

『イースター・パレード』(1948)・・・ナイトクラブのダンサーが、コールガールを新パートナーに仕立てるミュージカル。
『スタア誕生』(1954)・・・大スターに才能を見出されたコーラス・ガールがスターの階段をかけ登ってゆく、ミュージカル。

若くしてスターになったが故に苦悩を抱えたジュディ・ガーランドの半生は、2019年の映画『ジュディ 虹の彼方に』で描かれています。

トト

演:テリー

ドロシーが飼っているテリア犬。足が短くて、かわいい。

かかし/ハンク

演:レイ・ボルジャー/吹き替え:はせ さん治

農場に縛られていた、かかし。脳みそがない自分をみじめに思っている。

ブリキ男/ヒッコリー

演:ジャック・ヘイリー/吹き替え:関根 信昭

果樹園にいる、ブリキ男。サビついており、油をささないと動けない。心が空っぽだと悩んでおり、人間らしくなるため、オズの魔法使いに会いにゆく。

 

ミュージカル・シーンで、機関車のように「ポッポー」と煙を出すシーンで、子供心に爆笑しました。

ライオン/ジーク

演:バート・ラー/吹き替え:八奈見 乗児

森に住むライオン。かかしやブリキ男をおどすが、本当は憶病。

勇気がない自分を変えたくて、オズの魔法使いに会うため、ドロシーたちに同行する。

グリンダ(北の魔女)

演:ビリー・バーク/吹き替え:沢田 敏子

ドロシーに助言をくれる、よい魔女。

西の悪い魔女/ミス・ガルチ

演:マーガレット・ハミルトン/吹き替え:京田 尚子

(出典: Time Capsule Tales on X)

ドロシーたちの旅を妨害する、悪い魔女。

オズの大魔法使い/占い師マーヴェル

演:フランク・モーガン/吹き替え:滝口 順平

エメラルドの都に住む、偉大な魔法使い。たいていの願いは、叶えてくれるというが・・・

エムおばさん

演:クララ・ブランディック/吹き替え:竹口 安芸子

ドロシーのおばさん。

ヘンリーおじさん

演:チャールズ・グレープウィン/藤本 譲

ドロシーのおじさん。農場を経営していて、ハンク、ヒッコリー、ジークたち3人を雇っている。

『オズの魔法使い』感想【見るたびに童心へ帰れる,不朽の名作!】

実写映画『オズの魔法使い』あらすじ&キャスト【世代を越えて語り継がれる,不朽の名作】

筆者が映画『オズの魔法使い』(1939)を初めて観たのは、物心ついた子供の時でした。VHSのビデオはすり切れるほど観ましたし、ライマン・フランク・ボームの原作を読むため、小学校の図書館に入り浸っていました。

 

『オズの魔法使い』が好きすぎて、

オズの国に飛ばされるんだ!

と台風の日に外へ出てようとして、両親を困らせていました。

 

『オズの魔法使い』は、ストーリでいうと、「金の羊毛」に分類されます。
主人公たちは何かを探して旅に出るけど、最終的には“自分自身”を発見する、というパターン。

『スター・ウォーズ』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など、名作の多くが「金の羊毛」ジャンルに区分けされます。

【参照】「SAVE THE CATの法則-本当に売れる脚本術」

 

出典: HISTORY on X)

 

何といっても、オープニングが好きなんですよね。

この物語(※)は約40年にわたり

人々を虜にしてきました

 

その魅力は時が経っても色あせません。

長年 愛してくださった子供の心をもつ皆さんに  本作を捧げます

(※ 原作の児童文学のこと)

 

このメッセージに、映画製作者としての矜持を感じます。

原作を愛する人を裏切ってはいけない。原作が持つコアな部分は変えない。そんな誠実さを感じるのです。

 

実写映画『オズの魔法使い』を見る順番は?

『オズの魔法使い』は実写映画、アニメ映画、舞台など、さまざまな形で映像化されています。

 

◆ 有名なオズ映画と公開の順番 ◆

  • 1939年 『オズの魔法使い』(The Wizard of Oz/米・実写/主役:ジュディ・ガーランド)
  • 1972年 『Journey Back to Oz』(アニメミュージカル/声:ライザ・ミネリ)
  • 1985年 『オズ』(Return to Oz/ディズニー実写/ダークな続編)
  • 2011年 『トムとジェリー オズの魔法使』(アニメ)
  • 2012年 『Dorothy and the Witches of Oz』
  • 2013年 『オズ はじまりの戦い』(Oz the Great and Powerful/サム・ライミ監督。前日譚)
  • 2014年 『オズ めざせ!エメラルドの国へ』(Legends of Oz: Dorothy’s Return/アニメ)

ただし、映画『オズの魔法使い』は、ほとんどが原作から派生した別作品なんですね。

原作の映画化権を買って映像化したのは、『オズの魔法使い』(1939)とアニメ映画の『ジャーニー・バック・トゥ・オズ』(1972)の2作品となります。

あとは、二次創作・スピンオフにあたる作品ばかりなんです。

 

実写映画を原作を中心として並べると、以下のようになります。

  • 『オズ はじまりの戦い』(前日譚/2013)
  • 『ウィキッド ふたりの魔女』(「オズの魔法使い」の前の魔女視点/2024/舞台や映画版)
  • 『ウィキッド 永遠の約束』(「ウィキッド ふたりの魔女」の続編/2025)
  • 『オズの魔法使い』(本編/1939)
  • 『Return to Oz』(続編要素/1985)、その他の続編やスピンオフ

 

そもそも、『ウィキッド』は原作に着想を得て作られた小説をミュージカル化し、さらに映画化したものです。

また、ディズニーが製作した『オズ はじまりの戦い』は、大魔法使いオズの若い頃を描いていますが、原作にはないお話です。

 

※ 本ページの情報は2025年9月23日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTやAmazonプライムビデオの公式サイトにてご確認ください。